2019年11月21日放送

遠野文化研究センター土曜講座 遠野 馬好き物語

遠野文化研究センターの土曜講座が先週(26日・土曜日)開催され、2年前に佐々木喜善賞佳作を受賞した作品などが上映されたほか、作者による作品の誕生秘話が紹介されました。この日の土曜講座は、来年、遠野物語発刊110周年になることを記念したプレイベントとして開かれました。この日は、映像と共に遠野文化をめぐる内容で、市内に住むアマチュアビデオ制作者立花紘さんが講師に招かれました。会場では、撮影と編集を手がけた1986年から2017年までの4つの作品が上映されました。上映された作品はいずれも岩手県や全国のコンテストなどで受賞されたもので、遠野の地域に伝わる風習、人々の生活などを密着取材した内容となっています。講座では、作品を制作するにあたってのエピソードなども紹介されていました。会場には、定員を上回る多くの人たちが訪れ、立花さんの人柄があふれ暖かさが伝わってくるような映像に見入っていました。また、作品の中に登場した人たちも招待され、取材当時を懐かしそうにしていました。遠野文化研究センターでは、この映像民俗誌シリーズの第2弾として来月、「映画を携えて、遠野からサレルノへ」と題した講座を開く予定です。

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