2019年11月14日放送

除雪機械出動式

本格的な冬の訪れを前に除雪機械の安全祈願祭と出動式が、きょう宮守防災ステーションで行われました。きょうは、岩手河川国道事務所の職員や除雪作業を請け負う業者などおよそ50人が出席する中、初めに、神事が執り行われ今シーズンの作業の安全を祈願しました。続いて、岩手河川国道事務所の飯田学事業対策官が、「この道路は、沿岸と内陸を結ぶ重要な道路。厳しい環境での作業になると思いますが、利用者のため、地域のためよろしくお願いします」とあいさつしました。そして最後に、鱒沢保育園の園児が「よろしくお願いします」と除雪オペレーターに鍵を引き渡し、小友小学校と鱒沢小学校の児童が、出動の合図を出しました。岩手河川国道事務所花巻国道出張所では、6台の除雪機械を使って東北横断自動車道釜石秋田線の遠野住田ICから東和ICまでの43.8kmの区間で除雪・凍結防止の薬剤散布を行います。昨年度の除雪機械の出動回数は、除雪が164回、薬剤散布が205回だったということです。また、出動式の後には、除雪学習会が開かれ、子どもたちは、除雪機械とパトカーの車内や凍結防止薬剤を散布する様子を興味深そうに見学していました。なお、除雪機械は、積雪5cmを目安に除雪作業にあたり、冬道の安全確保に努めるということです。

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