2019年11月13日放送

遠野市わらすっこ会議

2回目となる遠野市わらすっこ会議が、先週土曜日(9日)東舘町の元気わらすっこセンターで開かれました。この会議は、子どもたちが主体的に未来を創造し、夢を語る機会として遠野市が開催しています。この日は、小学5年生から高校3年生まで各校の代表者が参加する中、初めに、1回目のわらすっこ会議で多くの意見がでた「公園」と「図書館」をテーマにしたワークショップです。参加者たちは「こんな公園・図書館があればいいな」という希望をそれぞれ頭の中に思い描きながら付箋に書き、グループごとに話し合い、まとめ、発表していました。続いて、「将来、生まれ育った遠野でどんな仕事をしたい?」をテーマに、一人ずつ、夢を発表しました。自分のためだけではなく、地域のため、周りの人たちのためという意見が多く出され、発表を聞いた大人たちからは感嘆の声が上がっていました。最後は「ありがとうの心」をテーマに、支えてくれる家族や友達、地域の人たちに素直な思いを伝えていました。学校や学年が違う人たちが一堂に会し、同じテーマについて考え、さまざまな意見を聞くことは、児童・生徒たちにとって刺激になった様子で、年齢を越えた新たな絆が生まれていました。市では、子どもたちの想いを真摯に受け止め、前回と今回の会議で出された意見を、わらすっこプラン、わらすっこ条例、わらすっこ基金の第2ステージに反映させていくということです。

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