2019年11月12日放送

高校生海外派遣交流事業事前研修始まる

海外派遣交流事業で台湾を訪問する高校生たちの事前研修会が、先週木曜日あえりあ遠野で開かれました。この交流事業は、海外での異文化体験などを通じて、将来の遠野を担うグローバル人材の育成を図ろうと、2年ごとに実施されています。これまで、アメリカ・チャタヌーガ市に生徒を派遣してきましたが、海外派遣プログラムの充実による高校の魅力化を後押ししようと、ここ数年、遠野市との交流が盛んになってきている台湾への派遣が実施されることになりました。先週金曜日には、1回目となる事前研修会が開かれ、初めに、遠野市姉妹都市等交流事業実行委員会の及川増コ委員長が、「台湾はいろいろな面で熱気のある国。研修を通じて、たくさん刺激を受けてきてほしい」とあいさつしました。この後、派遣生である遠野高校と緑峰高校の生徒8人が自己紹介と抱負を述べました。交流事業の日程は、来年1月6日から10日までの4泊5日となっていて、国立台湾大学で伊能嘉矩に関する施設の見学や、現地の民間企業でのビジネス研修などの予定となっています。なお、派遣生たちは、今後開かれる2回の事前研修で、台湾に関する基礎知識を身につけるなどして、来年1月6日の出発に向けて準備を進めていくということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.