2019年11月5日放送

読書ボランティア等研修会

今週9日(土曜日)までの読書週間に合わせ先週金曜日(1日)、市立図書館で壊れた本の修理について学ぶ講座が開かれました。この日は、小中学校の保護者や市内外から読書ボランティアなどおよそ30人が集まる中、岩手県立図書館の職員による「本の修繕講座」〜初・中級編〜が開かれました。初めに、「本の修理は利用者にとって使いやすくすること、1つの本が誰にでも長く利用できる環境を作り次の世代に引き継げれば」と、本の修理の心構えについて伝えられていました。このあと、本の修理には欠かせない糊を作る作業、実際に修理が必要な本を使った修理方法が紹介されました。本の修理では、本の中身の破れや表紙の剥がれなどいくつかの例を紹介し、それぞれの行程を1つ1つ丁寧に説明されていました。参加した人たちは、これまで自分たちで修理した際に感じていた疑問点や、新たに知る修理方法などに真剣に耳を傾けていました。研修会の最後には、参加者が習った本の修理をさっそく実践し、これからの活動に役立てられるよう知識を深めていました。

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