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2019年10月24日放送

ボランティア交流会

令和元年度のボランティア交流会がきのう（２３日・水曜日）あえりあ遠野で開かれました。この交流会は、市内のおよそ５０のボランティア団体がお互いの活動を理解しボランティアの輪を広げ地域福祉にも役立てようと、遠野市ボランティア連絡協議会が毎年この時期に開催しています。きのうは、およそ２５０人が集まり遠野昔話語り部の会による昔話と遠野物語をイメージして作曲したピアノ弾き語りのステージイベントが行われました。ピアノの弾き語りを披露したのは、現在の遠野市民歌の作曲者でもある遠野出身のシンガーソングライター船越由佳さんです。昔話と弾き語りは、座敷わらしやカッコとホトトギスなど６話が披露され、集まった人たちを遠野物語の世界に引き込んでいました。昔話の後に続く船越さんの弾き語りは、遠野物語をイメージして作曲したピアノ演奏と歌や台詞で構成され、新たな遠野物語を感じさせる内容になっていました。また、船越さんは、高校卒業まで遠野に住み小さな頃から時間があれば山や川など自然がある場所を眺めていたという通り、ピアノの音色と歌声で遠野の豊かな風景を会場に届けていました。参加した人たちは、語り部の心地よいテンポの昔話とピアノそして歌声で新たに作り出された船越さんの遠野物語に満たされていました。また、船越さんは「今回だけではなく自身の音を育んだ遠野の自然を舞台にまた披露することが出来れば」と、ふるさと遠野に寄せる気持ちを述べていました。また、きのうは、赤い羽根共同募金と台風１９号の被害に関する募金箱が設置され、会場では被災地を見舞う活動も行われていました。

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