2019年10月21日放送

遠野ユネスコ協会創立50周年記念式典

遠野ユネスコ協会の創立50周年記念式典が、先週土曜日(19日)あえりあ遠野で行われました。遠野ユネスコ協会は、昭和45年7月に設立され、来年、50年を迎えます。これまで、遠野物語関連書籍の発刊や、平和の鐘を鳴らそう運動、児童生徒によるわたしの町のたからもの絵画展開催など、地域に根ざしたさまざまな活動を行ってきました。この日は、遠野ユネスコ協会をはじめ、県内のユネスコ協会の会員およそ110人が出席しました。初めに、遠野ユネスコ協会の遠山豊会長が式辞を述べました。続いて、会の役員として20年以上にわたり活動した5人に表彰状が、会員として20年以上活動した9人と、書き損じはがき収集などのボランティア協力をしている8つの学校に感謝状が、それぞれ贈られました。受賞者を代表して、遠野ユネスコ協会理事の臼井悦男さんが謝辞を述べました。また、最後には、チベット人の声楽家で、チベットの学校建設活動にも尽力しているバイマーヤンジンさんに、遠野ユネスコ協会から支援金が贈られました。この支援金は、遠野ユネスコ協会が独自で行っている「世界寺子屋運動」の一環として、市内小中学校の協力を得て書き損じはがきを回収し集めたお金の一部です。出席した人たちは、遠野ユネスコ協会のこれまでの活動を振り返りながら、半世紀の節目を祝っていました。

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