2019年10月1日放送

初開催遠野市わらすっこ会議

未来を担う子どもたちが夢を語る会議「遠野市わらすっこ会議」が、先週土曜日(28日)東舘町にある元気わらすっこセンターで開かれました。遠野市では、現在、来年度からの「第2次わらすっこプラン」の策定と、制定されて10年を迎えた「わらすっこ条例」の見直しを進めています。また「わらすっこ基金」へのさらなる理解と協力を得られるための新たな仕組みづくりについて、「子育てするなら遠野第2ステージ」に向け「プラン・条例・基金」の3本柱として検討しています。この会議は、わらすっこ条例の主役である子どもたちに直接意見を聞くことで、プランや条例の改正に生かそうと今回初めて開催され、市内すべての学校から代表者一人ずつが出席し、小学5年生から高校3年生の16人が集まりました。自己紹介をしたあと、児童・生徒たちは3つのグループに分かれ、「遠野のこれが一番!!」と思うものを、一人一人が付箋に書き、模造紙に貼っていきました。そのあと、各グループで出された意見をまとめ、発表しました。次は「こんな遠野になったらいいなあ!!」をテーマに、遠野にほしいもの、残したいものなど、意見を出し合いました。最後に、自分が考える未来像を実現するために、今自分にできることは何かを考え、一人ずつ発表しました。自分たちの住む遠野についてさまざまな角度から見つめ、よりよい未来を築くために自分たちにできることを堂々と発表する児童・生徒の姿に、集まった人たちはしきりに感心し、子どもたちにとってよりよい遠野を残していかなくてはならないと、さらに気持ちを引き締めた様子でした。なお、2回目の会議は10月12日に開催され「感謝する気持ち」をテーマに意見交換をする予定になっています。

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