2019年9月23日放送

遠野ゼミナール

郷土について理解を深める遠野ゼミナールが先週(17日・火曜日)緑峰高校で開かれました。遠野ゼミナールは、緑峰高校の全校生徒148人を対象に遠野の歴史や文化、自然、産業などについて理解を深めてもらおうと総合的な学習の時間を使って毎年実施されています。これまでの遠野ゼミナールでは、市内の観光名所などを回る校外学習を中心に取り組まれてきましたが、今年度は、市内で観光や行政、産業などに携わる13人が講師として招かれ、1年生から3年生までのそれぞれの教室で対話を中心とした出前授業が行われました。このうち、情報処理科1年の教室では、緑峰高校の卒業生で市内の飲食店で料理人を務める菅田幹郎さんが、およそ15年に渡って料理人として生きてきた中、夢や希望を叶えるために大切な事とは何か、熱く語っていました。ほかにも生徒たちは、市内で活躍する人たちの話を通じて、知っていそうで知らない郷土、遠野についての理解を深めた様子でした。なお、緑峰高校では、この日の遠野ゼミナールで学んだことをクラスごとにまとめ、10月下旬に開催される緑峰祭で発表するということです。

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