2019年9月20日放送

遠野まつりに向けて ことしで30年・神輿団体

令和初となる日本のふるさと「遠野まつり」。いよいよ明日(土曜日)と明後日(日曜日)開催されます。今回シリーズでお送りしてきました「遠野まつりに向けて」。最終日のきょうは、ことし結成30年の節目となる、御輿団体を菊池祐一記者が取材しました。遠野まつりまで4日となったおととい(18日・水曜日)、遠野郷八幡宮から1年ぶりに御輿の姿が見えました。神輿会「勢組」です。新穀町にある事務所におよそ30人が集まり、遠野まつりに向けた魂入れと運行安全祈願が行われていました。「勢組」は、30年前の平成2年に前の組頭とその友人や有志が結成した、総勢100人を越える市内の神輿団体です。「勢組」は、子孫繁栄や豊作をつかさどる男性のシンボルを形どった神様を称えるとともに、人と人とのつながりを大切にしながら、誰もが楽しく担げるみこし団体として遠野まつりを盛り上げてきました。結成当時から、「勢組」のメンバーで現在の組頭である、宮守修一さんから30年の節目を迎える遠野まつりへの意気込みを聞きました。〜意気込み〜また、宮守さんは地域を代表する御輿団体として、普段からメンバー同士があいさつや礼儀を大切にしていること、女性の担ぎ手が頑張ってくれていることも30年の歴史にはかかせないと話していました。〜魅力と勢組について〜結成して30年となる「勢組」、ことしも心を一つにしながらその名の通り「勢」ある御輿を見せてくれそうです。その「勢組」は、あす(土曜日)の昼の郷土芸能パレードと夜の郷土芸能共演会、そして、あさって(日曜日)の遠野郷八幡宮馬場めぐりにそれぞれ参加するということです。

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