2019年9月19日放送

遠野まつりに向けて「駒木鹿子踊り」

今週シリーズでお送りしている「遠野まつりに向けて」きょうは、ことしで結成60年を迎える駒木鹿子踊りについて紹介します。角助という人物が遠州掛川のしし踊りを習い、伝えたとされている、松崎町の駒木鹿子踊り。昭和34年11月に保存会が結成され、現在は、2歳から70歳代までのおよそ50人が活動しています。そして、ことしは、保存会結成60年の節目の年。保存会の会長を務める岩間一実さんは、「これまで大事にされてきた踊りを、これからもしっかり伝えていきたい」と力強く語ります。駒木鹿子踊りの一番の特徴は、ほかのしし踊りよりもゆったりとしたお囃子。そして、このお囃子に合わせた「角返し」という体全体を使ってしし頭を振り上げる動きにも注目です。なお、駒木鹿子踊りは、遠野まつり1日目の郷土芸能パレード・郷土芸能共演会。そして2日目の馬場めぐりに出演するということです。

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