2019年9月18日放送

「遠野の里の物語」に向けて練習

遠野小学校の全校表現活動「遠野の里の物語」発表に向けて、インドのダンサーがきのうから遠野小学校を訪れ、指導しています。遠野小学校では、体育・音楽・国語の授業で身についた知識や技能を総合的・発展的に学習させる場として、40年ほど前から全校表現活動に取り組んでいます。昨年度からは、遠野の文化をさまざまな切り口で発信している「toknowプロジェクト」とコラボレーションし、ダンサーやアーティストを招いて、伝統に新たな魅力を加えた舞台作りに取り組んでいます。今回は、インドのダンサーマドゥ・ナタラージさんを講師として招きました。マドゥさんは、インドを拠点に世界中で活動しており、インドでも神話をモチーフにした踊りがあることから、昔話を取り入れた表現活動に関心を持ち、講師を引き受けたということです。今週金曜日までの4日間の日程で、表現方法や体の動かし方を指導することになっていて、初日となったきのうは、マドゥさんが神様を呼ぶとされる「マタババニ」というダンスを披露しました。続いて、それぞれの発表の様子を見学し、同じ動きをするところで動作をそろえると、もっとよく見えることや、「風を表現するところで体を揺らしたり、手の動きを付けてみてはどうか」などのアドバイスを送っていました。全校表現活動「遠野の里の物語」は、遠野小学校と花巻清風支援学校遠野分教室の学習発表会として、来月20日に市民センターで披露されることになっています。学習発表会の観覧についての問い合わせは、遠野小学校までお願いします。

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