2019年9月10日放送

遠野西中学校食育出前授業

遠野西中学校で食育出前授業が行われた様子が届きましたのでお伝えします。この出前授業は、食品の原材料産地や流通などが国を超えて繋がっていることを知り、国際的な視野に立って文化と課題について中学生たちに考えてもらおうと、食育活動に取り組んでいる大手食品会社の明治が開きました。この日は、遠野西中学校の全校生徒112人が参加する中、明治の阿部裕子さんが講師を務め、ブラジルの食文化などについての授業が行われました。初めに生徒たちは、ブラジルの面積や言語などについて学びました。日本のちょうど反対側にある南米最大の国、ブラジル連邦共和国は、面積がおよそ851.2万平方キロメートルで日本のおよそ22.5倍。人口は、およそ2億784万人で、日本のおよそ2倍あることを知り、驚いていたということです。続いてブラジルの主な農作物のひとつで、チョコレートの原料として使われる「カカオ」について学びました。授業の中で生徒たちは、実際にブラジルのカカオを使用して作られているチョコレートを試食し、甘味や香り、酸味などを味わいながら、ブラジル産カカオについて理解を深めたということです。この日の食育出前授業で生徒たちは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のホストタウンとして迎え入れているブラジルに、ますます興味を持った様子だったということです。

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