2019年9月6日放送

遠野高校・東北高校 交流深める

東北高校の一年生が、きのう(5日・木曜日)遠野高校を訪れ、意見交換を通して交流を深めました。宮城県仙台市にある東北高校は、フィギュアスケートの羽生結弦選手や、メジャーリーガーのダルビッシュ有選手を輩出し、120年以上の歴史があります。このうち、小松島キャンパスに通う文理コースの1年生は、働くことの意味について学び、考える機会としようと、おととい(4日・水曜日)からきょう(6日・金曜日)まで遠野を訪れています。きのうの午前中、市内で働く5人からヒアリングを行った東北高校の生徒たちは、午後、遠野高校の1年生と「人はなぜ働くのか?」をテーマに、意見交換をしました。両校の生徒あわせておよそ120人が、グループに分かれて輪になって座り、意見を交わしながら、膝においた丸型のボードに自由に書き込んでいきます。最初は少し緊張していた生徒たちでしたが、意見を出し合ううちに距離も縮まったようで、それぞれの学校生活についてや住む街についての話しなども交えながら、和気あいあいと語り合っていました。最後に、代表のチームが、自分たちが話し合った結果を発表しました。隣の県に住む同い年同士の交流は、さまざまな考え方を知ることができ、生徒たちにとって良い刺激となった様子でした。

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