2019年9月3日放送

遠野遺産認定調査委員会意見書を提出

遠野遺産認定調査委員会が先週金曜日(8月30日)本田市長に意見書を提出しました。遠野遺産は、先人から受け継がれてきた豊かな自然や伝統的な文化などを市民と行政が協力して保護・活用し、次の世代の子どもたちや後世に伝えていこうと、これまで157件が登録されています。遠野遺産認定調査委員会では、ことし7月に今年度、地域団体から遠野遺産への推薦のあった3件について現地調査を行いました。その結果を踏まえ、先週金曜日、遠野遺産認定調査委員会の杉田盛彦委員長が市長室を訪れ、推薦のあった3件について遠野遺産への認定は妥当であるとした意見書を本田市長に手渡しました。今回、認定が妥当であると判断されたのは、すでに遠野遺産に認定されている稲荷穴に追加登録となった宮守町達曽部の「稲荷穴と白石稲荷神社」。下組町にある「長作堤防記念碑とその周辺」。青笹町にある「踊り嘉兵エの墓」の3件です。杉田委員長から意見書を受け取った本田市長は、「遠野遺産という地域資源があるということをもう一度見つめ直しながら、3件についての意見を重く受け止めて対応したい」と話していました。なお、今回の3件について正式に認定が決まると遠野遺産は159件となり、来年2月15日の遠野市教育文化振興財団顕彰式の中で、認定書が交付されるということです。

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