2019年8月30日放送

遠野市戦没者追悼・平和祈念式

遠野市戦没者追悼・平和祈念式が、きょう(30日・金曜)あえりあ遠野で執り行われました。この式典は、戦没者の冥福を祈り、恒久平和を誓おうと毎年この時期に遠野市が行っています。きょうは、戦没者の遺族などおよそ270人が参列し、初めに、戦没者へ黙祷が捧げられました。次に、本田市長が、「戦没者の方々がかけがえのない命をもって示された戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて心に深く刻み、人と人との繋がり、地域と地域で深めてきた絆をさらに強固のものとし、市民の皆様と力を合わせともに歩んで参ります」と式辞を述べました。続いて、浅沼市議会議長と遠野市遺族代表の菊池源悦さんが追悼のことばを述べました。そして、参列者たちが献花を捧げ、戦没者の冥福を祈りました。このあと、戦没者の遺族の思いが綴られた一文を、宮守町の菊池富子さんが朗読しました。最後は、コンブリオ銀河混声合唱団のメンバーが、「祈ろう心をこめて」を歌い、戦没者への思いをはせながら全員で「ふるさと」を合唱しました。また、非核平和都市宣言も読み上げられ、参列者は核兵器の廃絶と軍縮が推進されることを願い求め、恒久平和を誓っていました。

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