2019年8月27日放送

兵庫県福崎町児童訪問団来遠

遠野市の友好都市である兵庫県福崎町の児童訪問団が、きのうから遠野市を訪れています。兵庫県福崎町は、遠野物語の著者である柳田國男の生誕の地で、5年前の平成26年に遠野市と友好都市共同宣言をしました。遠野市と同じく、妖怪が有名な町で、柳田國男の著書「故郷七十年」に出てくる「駒ヶ岩の河童ガタロ」をモチーフにしたカッパの「河太郎と河次郎」が住んでいるということです。福崎町と遠野市では、去年から児童の交流事業が実施されていて、ことしは福崎町内3つの小学校から選ばれた小学6年生15人が遠野市を訪れています。きのうは、本庁舎で歓迎式が行われ、訪問団の団長を務める福崎町の寄十郎教育長が、「遠野市のいいところを福崎町に持ち帰り、そして福崎町のいいところも紹介して、互いに交流を深めたい」と期待のことばを述べたあと、代表の児童があいさつしました。この後、本田市長は、「思う存分、遠野の自然を楽しんで、いろいろな経験をして思い出をたくさん作ってほしい」と児童たちを歓迎し、記念にカッパ捕獲許可証をプレゼントしました。なお、訪問団は、あすまで遠野に滞在する予定となっていて、市立博物館や伝承園などを見学し、遠野の歴史や文化に触れるほか、土淵小学校の児童と交流を深めるということです。

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