2019年8月26日放送

遠野じんぎすかんマラソン

37回目となる遠野じんぎすかんマラソンがきのう(25日・日曜)開催され、大勢の参加者たちが遠野路を走り抜けました。ことしは、過去最多となる2552人がエントリーし、全国から遠野に集まりました。開会式では、大会長の本田市長が参加者を激励したあと、遠野中学校3年の浜川舜斗さんが爽やかに選手宣誓をしました。そして、午前9時、第一陣のハーフの部がスタートしました。大会は、男女別・年齢別に3km、5km、10km、ハーフの部の19部門で競われました。去年の36回大会から追加されたハーフの部では、台北マラソンへの派遣も行われています。ことしの台北マラソンへは、完走者の中から、優秀選手2人と抽選による枠が1人、市民枠1人の、合わせて4人が派遣されます。さらに、ことしは、日本陸上競技連盟の公認コースとなったことから、完走者の中から抽選で、東京マラソン2020への出走権を手にするチャンスが設けられました。参加者達は、それぞれの思いの中、沿道からの声援を受けて秋迫る遠野路を走り抜けました。遠野からも多くの参加があった中、5km中学生男子の部では、選手宣誓も行った遠野中学校3年の浜川舜斗さんが、見事優勝しました。大会では、高校生ボランティアなどおよそ350人の大勢のスタッフたちが大会をサポートしました。参加者には、4つの中から選べる参加賞が用意され、同時に開催されていたホップ収穫祭のチケットなどが配布された他、遠野名物じんぎすかんやホップの若芽ソーセージなどが振る舞われました。参加者は、美味しい食べ物にエネルギーを貰って、疲れを癒している様子でした。なお、最後に抽選会が開かれ、ことしの台北マラソンには、ハーフの部に出場した男女それぞれの優勝者を含むご覧の4人が派遣されることとなり、東京マラソン2020には、ご覧の3人が出走権を獲得しました。

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