2019年8月26日放送

遠野ホップ収穫祭2019

遠野ホップ収穫祭が、おととい(24日・土曜日)から2日間に渡って盛大に開催されました。「ビールの里・遠野」で遠野産ホップIBUKIの収穫を祝う、ビールと食の祭典「遠野ホップ収穫祭」、ことしで5回目を迎えました。初日となったおととい、青笹町のホップ畑では、ホップ栽培技術の伝承を目的に、緑峰高校生産技術科の生徒たちが、ホップの収穫を体験しました。そして、蔵の道ひろばでは、遠野仙人太鼓の会による迫力ある太鼓でオープニングセレモニーの幕が開けました。本田市長は、「56年もの間、キリンビールと遠野のホップがしっかりと根付いてきました。きょうからは存分に遠野を楽しんでください」と来場者を歓迎しました。また、遠野ホップ農業協同組合の佐々木悦男組合長は「ことしのホップはばっちりです。遠野産ホップを使ったビールをしっかりと味わってください」とあいさつしました。キリンビール仙台工場の谷川満副工場長は「仙台工場は、2023年に創業100年を迎える中、半分を、遠野のホップを使ってビール作りをしています。品質のよいホップを作っていただき、本当にありがとうございます」と感謝していました。このあとの「ホップバトンパス式」では、佐々木組合長と生徒たちが、収穫したばかりのホップを、ビールを製造するキリンビール、上閉伊酒造、遠野醸造に手渡しました。会場では、収穫祭限定のビールや岩手の旬の食材を使ったビールのおつまみなどが並び、訪れた人たちは、この時期ならではのイベントの魅力を味わっていました。ことしは、2日間で去年より5000人ほど多い過去最高となる1万2000人が集まり、飲んで、食べて、ホップに触れて、ホップの里ならではのイベントに笑顔があふれていました。

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