2019年8月20日放送

鉛筆で人物画を描こう

鉛筆を使って人物画を描く初心者向けのワークショップが先週土曜日(17日)、中央通りで開かれました。このワークショップは、市民に芸術に触れる機会を提供しようとネクストコモンズとtoknowプロジェクトが開きました。この日は、小学生から一般まで5人が参加する中、宮城県仙台市に住む画家、菅野麻衣子さんが講師を務めました。菅野さんは、仙台市を拠点に鉛筆画を中心とした着想豊かな絵画制作に取り組んでいて、ここ2年の間には、遠野物語を題材とした作品を描いてきたといいます。そして去年、遠野物語のオシラサマを題材に描いたスターゲイザーという作品で、佐々木喜善賞を受賞しています。ワークショップが始まると参加者たちは、菅野さんが用意した人物画を手本にしながら鉛筆画に挑戦しました。作業の途中には、それぞれ濃さが違う鉛筆を使い分けることで遠近感が出ることなど菅野さんからアドバイスを受けると、参加者たちは、早速、実践しながら人物画の制作に励んでいました。ワークショップは、1時間ほどで終了となりましたが、参加者たちは、初めて自分が描いた人物画の出来栄えに満足していた様子でした。なお、ネクストコモンズとtoknowプロジェクトでは、今後も市民のみなさんに芸術をはじめ文化や音楽などにも触れてもらう機会を提供していきたいとしています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.