2019年8月19日放送

メルルとようかいのおしゃれやさん絵本原画展

絵本作家デビューをした青笹町出身の女性による絵本原画展が先週土曜日(17日)から2日間、中央通りにある遠野蔵の道ギャラリーで開かれました。先月・7月30日に絵本作家としてデビューしたのは、青笹町出身で現在は東京に住む岡安亜水さんです。ペンネーム「みみつぐみ」として絵本作家デビューした岡安さんは、少女と妖怪たちがおしゃれを通じて交流を広げる物語、「メルルとようかいのおしゃれやさん」を出版しました。物語のストーリーは、岡安さんが小さいころから慣れ親しんできたという遠野物語や民話のふるさと遠野での自身の記憶、体験などを参考に組み立てたということです。岡安さんは、ふるさと遠野の地でたくさんの人たちに絵本の魅力を伝えようと今回初めて蔵の道ギャラリーで絵本原画展を開きました。会場には、岡安さんのデビュー作、「メルルとようかいのおしゃれやさん」の原画13点が展示され、訪れた人たちは愛らしく描かれた絵本の原画に引き込まれていました。また、会場には、岡安さんが青笹小学校5・6年生の時の担任を務めた恩師も駆け付け、教え子の絵本作家デビューを祝福していました。2日間にわたりふるさと遠野で開かれた絵本原画展でたくさんの人たちから激励を受けた岡安さんは、次の作品の制作に向けて意欲を高めた様子でした。

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