2019年8月13日放送

神フェス〜上郷夏まつり2019

上郷町でおととい(11日・日曜日)、町民手作りのお祭り、「神フェス〜上郷夏まつり2019〜」が開催されました。このイベントは、上郷町地域づくり連絡協議会が主催し、まちづくりの一環として「みんなで築くふるさと遠野推進事業」の補助金が活用されました。去年までの上郷まつりを一新し地域全体で楽しめるお祭りに、また、お盆で帰省した人たちにも上郷を懐かしんでもらえるようにと、地域の若者たちが中心になって盛り上げました。会場には、焼きそばやかき氷など地元有志による屋台が並びました。屋台には、彩り豊かな手作りのポスターや「いらっしゃいませ」と声をかける活気に満ちた雰囲気に、多くの町民が集まって買い求めていました。また、紅白の幕がかかったやぐらの前では、上郷保育園のこどもしし踊りや夏まつりならではの企画・スイカの早食いの他、上郷出身者を含むバンドの演奏など、さまざまなアトラクションで盛り上がりました。辺りもすっかり暗くなった頃、情緒溢れる横笛の音色が会場を優しく包み込んでいました。演奏をしたのは、上郷町の御年87歳になる鈴木将功さんで、横笛の奏者として地元・板澤しし踊りや森の下さんさ踊りに参加し、後継者の指導にあたっています。鈴木さんの笛の音色とともに、やぐらに設置されたスクリーンには、「思い出の上郷町」と題したスライドショーが流れ、訪れた人たちは、次々に映し出される上郷町の歴史に思いを巡らせている様子でした。上郷夏まつりには、町民を始め、帰省客など、およそ600人が訪れたということで、大いに賑わっていました。

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