2019年8月5日放送

重文千葉家いしがきMATSURI2019

重文千葉家いしがきMATSURI2019が、きのう(4日・日曜日)綾織町の千葉家住宅で開かれました。このイベントは、現在、改修工事が行われている千葉家住宅の様子を見学するとともに、千葉家周辺の文化に触れてもらおうと、重文千葉家の活用を考える会と遠野市が、初めて開催しました。このうち、千葉家修理工事解説会には、地元綾織町の子どもたちも参加し、実際に工事現場を見学しながら、建物の造りや工事の様子などについて文化財修理技術者から説明を受けていました。また、千葉家の未来構想についてのパネルが展示されたほか、千葉家で使われていた石臼を使ったきな粉作りなどを体験することができるコーナーも設けられました。このほか、駐車場では、地域の人や緑峰高校の生徒が作った漬け物などが販売され、訪れた人たちは、千葉家への理解を深めるとともに、遠野の食も満喫している様子でした。初開催となった重文千葉家いしがきMATSURIを終え、主催者は、「多くの人に訪れていただき、みなさんの千葉家への関心が高いと感じた。より多くの人が楽しめるような見学会などの開催について、検討していきたい」と来年度以降のイベント開催への意欲を示していました。なお、市によりますと、千葉家住宅の工事は、現在、5割ほど進んでいて、令和7年度にグランドオープンする予定となっています。

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