2019年7月15日放送

ブラインドサッカー ブラジル代表と日本代表 トレーニングマッチ

パラリンピック競技5人制サッカーブラジル代表チームと日本代表チームのトレーニングマッチが、きのう(14日・日曜日)ときょう(15日・月曜日)の2日間にわたって行われました。このトレーニングマッチは、去年、ブラジル代表の関係者が遠野を視察した際に、ブラジル代表から日本代表との合同練習について提案があり、ブラジル代表と日本ブラインドサッカー協会との調整により実現しました。このうち、晴れ晴れとした空のもと行われたきょう、会場となった市民サッカー場には、世界レベルのプレーを見ようと子どもから大人まで集まりました。5人制サッカー、別名、ブラインドサッカーは、フィールドプレーヤー4人がアイマスクを装着し、転がると音が出るボールの音やゴールキーパーの声などを頼りにプレーします。ルールは、一般のサッカーやフットサルとほぼ同じで、前後半20分ハーフで行われます。試合では、目が見えていないとは思えないほどの素早い動きや、サイドフェンス際で身体をぶつけ合ってボールを争う場面が多く見られ、世界レベルの圧巻のプレーに観客からは感嘆の声がもれていました。そして、フリーキックの際、ゴールの裏から声で選手に情報を伝える「ガイド」が、ゴールポストを叩きながら指示をだす、ブラインドサッカーならではのシーンも見られました。結果は、2対0でブラジル代表が勝利しましたが、試合が終わると選手たちは、笑顔でお互いの健闘をたたえ合っていました。

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