2019年7月11日放送

遠野わらすっこ「夢の教室」

プロスポーツ選手などが夢先生として授業を行う遠野わらすっこ夢の教室がきのう(10日・水曜日)、附馬牛小学校で開かれました。夢の教室は、未来を担う子どもたちに夢を持つことや仲間と協力することの大切さなどを伝えようと日本サッカー協会と遠野市が毎年、開いています。きのう、附馬牛小学校の5・6年生13人を対象とした夢の教室で夢先生を務めたのは、現役のプロキックボクサー今野顕彰さんです。夢の教室では「ゲームの時間」と「トークの時間」の2つの授業が行われます。初めのゲームの時間では、なるべく早いタイムでゴールポイントまでボールを手渡ししていくボール運びリレーに挑戦しました。児童たちは、どうすればすばやくボールを手渡すことができるのか友達と作戦を立てながら、手際よくゴールポイントまで運んでいました。続いて行われた「トークの時間」では、夢先生の今野さんがキックボクシングに出会ったきっかけや、夢を持つことの大切さを伝えました。今野さんは、大学4年生の時プロの総合格闘家としてリングに立つ友人の姿を見てキックボクシングを始め、大学卒業から1年という短い期間でプロデビューを果たしました。以降、国内外で試合経験を積み現在は、ジャパンキックボクシング協会日本ミドル級1位にランクされ、日本王座獲得を目指して日々練習に励んでいます。今野さんは、36歳になった今も日本王座獲得という目標を持ち続け練習に励んでいることを児童たちに話した上で、夢や目標に向かって努力することの大切さも伝えていました。夢の教室を通じて児童たちは、夢や目標を叶えるために今出来ることは何なのか、それぞれ感じ取った様子でした。なお、来週19日・金曜日には、上郷小学校の5・6年生を対象に夢の教室が開かれるということです。

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