2019年7月9日放送

求人情報交換会

高校教諭と事業主・各団体との求人情報交換会が、きのう(8日・月曜日)あえりあ遠野で開かれました。求人情報交換会は、新規高校卒業予定者の地元就職の促進や事業所が必要とする労働力の確保を図ることを目的に、釜石公共職業安定所と釜石地域雇用開発協会が開きました。参加した企業は、遠野を中心に釜石安定所管内の27社で、高校の進路指導担当者が各企業のブースを周って情報交換を行いました。高校の進路指導担当者は、企業から仕事内容などを詳しく聞きながら生徒が就職後長く続けていけるようマッチングを考えていた他、最近の業界の景気や求人の動向についても情報を集めていた様子でした。釜石公共職業安定所がことし4月に実施した事前意向調査の結果によりますと、管内にいる来春の新規高校卒業予定者519人中、学校または安定所の紹介による就職希望者は179人となっています。この179人のうち、就職場所を管内で希望しているのは95人で、未定が21人ということです。これに対し遠野市内では、ことし6月末現在で、48件・117人の求人希望があり、去年の同時期と比べると9件・31人増えており、若い担い手が一層必要とされ高校生に期待が高まっている状況です。9月には、新規高校卒業予定者の就職に向けた学校推薦が始まり、各企業での統一選考が行われることになっています。

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