2019年7月9日放送

特殊詐欺被害防止功労に感謝状贈呈

特殊詐欺被害を未然に防いだとして、きょう(9日・火曜日)、遠野警察署から市内のコンビニエンスストアに対し、感謝状が贈られました。感謝状が贈られたのは、セブンイレブン遠野早瀬町店です。遠野警察署には、小松佑オーナーと小松理恵店長が訪れ、亀山久雄署長から感謝状が贈られました。先週火曜日(2日)の午後5時頃、来店した60代の男性が「パソコンがウイルスに感染してしまった。クリーンにするために、5万円分の電子ギフト券を買って支払わなければならない」などと話し、購入しようとしたものの、小松店長が、男性の焦った様子から特殊詐欺であると見抜き、遠野警察署に通報したということです。この店は、2年前にも特殊詐欺を未然に防ぎ感謝状を受けていて、亀山署長は「被害にあう直前で詐欺の被害が食い止められ、本当に感謝しています。今後とも、安全安心なまち遠野の実現に向けてお力添えをいただければ」と感謝していました。遠野警察署によりますと、ことしに入ってから先月末まで、県内では、23件・およそ6820万円の特殊詐欺被害が出ていて、増加傾向にあるということです。市内での特殊詐欺被害は発生していないものの、遠野警察署では「電子ギフト券は、通信販売等に使える便利なものですが、これを悪用して架空請求詐欺に利用される手口があります。『電子ギフト券を買って振り込め』と言われたら詐欺の可能性があります。このような電話やメールがあった際には、一人で判断することなく、遠野警察署まで相談してください」と注意を呼びかけています。

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