2019年7月8日放送

パラスポーツ体験会

パラスポーツ体験会が、きのう松崎町の国体記念公園市民サッカー場などで開かれました。この体験会は、障がい者スポーツの体験を通じて、視覚障がいや手足の障がいといった身体障がいについて理解を深めるとともに、障がいの有る無しに関わらず相手を尊重する意識を市民に持ってもらおうと遠野市が開きました。きのうは、「ボッチャ」「シッティングバレー」「ブラインドサッカー」「アンプティサッカー」の4種目の体験が行われました。このうち、ブラインドサッカーの体験には、事前合宿で遠野を訪れているブラジルの選手団も加わり、参加者と一緒にパス練習をしたり、シュートを披露したりしました。パス練習に参加した人たちは、ペアになった人の名前を大きな声で呼んで、コミュニケーションをとりながら、相手にパスを出していました。また、ブラジルの選手がフェイントを混ぜながらシュートを決めると、会場からは歓声があがっていました。このほか、「シッティングバレー」と「ボッチャ」には子どもからお年寄りまで幅広い年代の人が体験に訪れ、参加者は、普段、接する機会が少ないパラスポーツについて理解を深めている様子でした。なお、ブラジルの選手団は、来週水曜日まで遠野に滞在し、練習のほか、市内の小中学生と交流する予定となっています。

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