2019年7月5日放送

日本語ボランティア養成講座

日本語ボランティア養成講座が、今週日曜日から市民センターで開かれています。市内の日本語ボランティアグループ「ぽんご」では、現在、5人の会員が市内在住の外国人向けに毎月2回、日本語の文法や日常会話のほか、日本の文化を教える教室を開いています。日本語教室の受講生が増えていることから指導者を育てようと、今週日曜日、遠野市教育文化振興財団が養成講座を開きました。講師を務めるのは、盛岡大学文学部の嶺岸玲子准教授で、1回目となったこの日は、15人が参加し、「日本語の学習とサポーター」をテーマに「外国の人にどのようなことを教えたいか」などをグループに分かれて話し合いました。多くの参加者からは、「一年の内に行われる行事など、日本の文化を教えたい」という意見があがり、嶺岸准教授は、「お祭りのようにイベントとして一緒に楽しむことと、彼岸のように生活の一部になるということは違う。その意味も考えながらこなしてほしい」と話した上で、ボランティアとはどういった存在なのかを説明しました。参加した人たちは、言葉の教え方のほか、ボランティアに取り組む心構えについても理解を深めている様子でした。なお、講座は今月末までに7回開かれる予定で、途中からの参加も可能ということです。また、日本語ボランティアグループ「ぽんご」では、会員を随時募集しているということです。詳しくは、遠野市教育文化振興財団までお願いします。

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