2019年7月4日放送

緑峰生による漬け物販売

漬物グランプリ2019で日本一に輝いた緑峰高校の生徒が、今週日曜日(6月30日)道の駅遠野風の丘でその漬け物を販売しました。遠野風の丘で漬物の販売をしたのは、緑峰高校の生産技術科野菜・果樹研究班の3年生6人です。緑峰高校では、6年前から遠野の伝統野菜琴畑かぶを栽培し、このかぶを使った加工品を作ることで琴畑かぶのPRにつなげようと、市内の漬け物農家などから助言を受け漬け物づくりに取り組んできました。その取り組みが実を結び、ことし4月に東京で開催された漬物グランプリ2019で、見事日本一を獲得しています。この日、生徒たちが販売したのは見事日本一に輝いた「琴畑かぶの山葡萄漬け」です。遠野の伝統野菜でもある琴畑かぶは、土の中の部分は白く日に当たる部分は赤紫色の色鮮やかな野菜で、辛みがなく甘い味わいが特徴の野菜です。生徒たちは、これまでの試食アンケートを参考に、塩分量にこだわり琴畑かぶを塩・醤油の順番で漬け込み仕上げに山葡萄を揉み込んでいるということです。この日は、日本一になった漬け物を地域の人たちにも是非食べてほしいと限定100袋を朝の9時半から販売しましたが、30分ほどで完売する人気ぶりを見せ、生徒たちは自分たちが試行錯誤し完成した漬け物に手応えを感じていました。なお、緑峰高校では地域の人たちに好評だったこともあり、今月上旬から来月にかけて再び販売する予定であるほか、現在、琴畑かぶを使った漬け物の新商品づくりにも取り組んでいるということです。

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