2019年6月18日放送

6月遠野市議会定例会一般質問2日目

6月市議会定例会はきょうも一般質問が行われ、4人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、菊池巳喜男議員、新田勝見議員、瀧本孝一議員、佐々木大三郎議員の4人が登壇し、遠野ふるさと公社の活性化や農地の集積などについて市の考えを正しました。このうち、小さな拠点づくりについて本田市長は、来年・令和2年から2、3年以内をめどに地区センターの指定管理者制度への移行を進めていきたいと答弁しました。今後は、ことし9月の市議会定例会に提案する条例改正も視野に入れながら準備を進め、地域との合意形成や人材育成などを実施しながら地域の熟度に応じて段階的に移行していく考えを示していました。また、行政区の再編や支援制度などの見直しも並行して行う必要があることから「小さな拠点による地域づくり推進会議」を新たに立ち上げ、地域課題を解消していくということです。このほか、遠野東工業団地の整備について、造成工事が順調に進んでいることに触れ、子育てや介護など誘致企業を受け入れる周辺環境についても遠野全体で構築していきたいと述べました。また、市内の学校教育の課題について菊池広親教育長は、「直近では学力の向上。中長期的には児童・生徒数を見据えた今後の教育や学校のあり方が課題ととらえている」と述べ、よりよい環境を子どもたちに提供するため、複式学級の単式化ということも踏まえて、多面的な検討が必要であると考えを示しました。6月遠野市議会定例会は、あすからの予算等審査特別委員会を経て、今週金曜日に本会議が開かれる予定です。

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