2019年6月17日放送

6月遠野市議会定例会 一般質問初日

6月の市議会定例会一般質問がきょう(17日・月曜日)から始まり、5人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、佐々木敦緒議員、菊池美也議員、小松正真議員、佐々木恵美子議員、小林立栄議員の5人が登壇し、男女共同参画社会の推進についてなど、市の考えをただしました。このうち、市道の改良および補修工事の促進について本田市長は、「道路パトロールは、委託している業者が休日以外毎日行っていて、結果は、週に一度報告を受け、情報を共有している。緊急を要する異常については、随時連絡を受けて、迅速に対応している」と現状把握について答弁しました。市民からの維持補修要望件数は、昨年度・平成30年度は383件あり、29年度に比べて増加しているということです。また、市道は、総距離およそ1300km、橋りょうは449ある中、老朽化が顕著になっていることから「中央省庁・県などへの要望活動を行い、財源の確保に努めている。市長と語ろう会などで要望を聞き、緊急性・優先性をしっかり踏まえ、きめ細かいパトロールを行いながら、安心安全のために対応を充実させてまいりたい」と答弁しました。9年前の平成22年3月に閉校した旧遠野高等学校情報ビジネス校の跡地利活用について、本田市長は「近々、宮守総合支所内に跡地の利活用に係るプロジェクトチームを立ち上げて、検討を加速させてまいりたい」と答弁していました。遠野ふるさと公社の経営改善計画について本田市長は「ことし4月から市役所に三セク・まち活推進室を設置、ふるさと公社に常勤の副理事長のポストを設けた。そして、改革推進支援会議と、市職員とふるさと公社の職員の混成チームで実行班を立ち上げ、連携を図りながら、10月・11月あたりにしっかりとした経営改革のあるべき姿を見いだす方向で、改革作業を加速させてまいりたい」と答弁しました。ほかに、菊池広親教育長は、遠野市教育委員会が今年度策定した「遠野市における部活動の在り方に関する方針」について答弁しました。これは、中学校の部活動について、持続可能で発達段階に応じた指導の在り方や、適切な休養日などを示したものです。方針の練り直しについての質問に対して菊池教育長は、『策定にあたって、去年10月に中学生へのアンケートを実施して、実態やニーズを把握し、その結果を、学校やPTAなどに示し意見をいただいた。岩手県においては現在、文化活動の在り方を盛り込んだ「岩手県における部活動の在り方に関する方針」の改訂作業を実施していて、近々公表する予定と聞いている。市の方針の改正については、県の方針を確認した上で、所要の対応をしていきたい』と答弁しました。市議会定例会は、あす(18日・火曜日)も一般質問が行われ、4人が質問する予定となっています。

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