2019年6月5日放送

市長記者懇談会

市長記者懇談会が、きのう(4日・火曜日)とぴあ庁舎で開かれ、令和元年度の市の一般会計補正予算案などについて、発表がありました。今年度の市の一般会計補正予算案について本田市長は、歳入歳出にそれぞれ5億1401万3000円を追加し、予算総額を185億401万3000円とすると発表しました。このうち、ホストタウン会場整備事業費として、国体記念公園市民サッカー場B面グラウンドの人工芝化に、およそ2億7534万円。また、体育・文化行事奨励費として、8月に富山県で開かれる第19回全国中学校総合文化祭富山大会に青笹しし踊りで出場する遠野東中学校への補助に、およそ560万円が計上されています。なお、今年度の一般会計補正予算案については、来週11日から始まる6月遠野市議会定例会に提案するということです。このほか、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の5人制サッカーブラジル代表チームの事前合宿の受け入れについても発表がありました。合宿期間は、来月4日(木曜日)から、17日(水曜日)までの2週間となっていて、ブラジル代表チームは遠野市国体記念公園市民サッカー場と稲荷下屋内運動場で練習をする予定となっています。また、合宿期間中は、ブラジル代表チームが市内中学校を訪問して交流を深めるほか、障がい者スポーツの普及のため、誰でも参加できるパラスポーツの体験会を開催するということです。本田市長は、「共生社会を目指すため、また、国際的な視野を持ってもらうため、子どもたちをはじめ、多くの人に交流を深めてほしい」と述べていました。このほか、ゴールデンウィーク期間の市内主要観光施設の入込数について、去年に比べ2万人ほど多いおよそ11万4000人であると発表しました。しかし、お客一人あたりの購入金額や主要産直施設の売上額は減少していることから、本田市長は、「魅力ある商品作りなどに取り組まなければならない。遠野に来る人が何を求めているのかを真剣に考えていきたい」と述べていました。

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