2019年5月31日放送

熊本県菊池市から寄付金届く

遠野市と友好都市の熊本県菊池市の市民がおととい(29日・水曜日)東日本大震災の復興支援に役立ててほしいと、遠野市に寄付金を贈りました。おとといとぴあ庁舎を訪れたのは菊池市の堀江清次郎さんと、妻の昭子さんです。菊池市でさまざまなボランティア活動を行っているという堀江さんは、災害支援復興活動の一環として、8年前から遠野市や県内の沿岸地域と交流を続けています。去年に続き4回目の訪問となったこの日は、東日本大震災の災害支援復興活動に役立ててほしいと、ボランティア活動で集めたという寄付金5万円を本田市長に渡しました。受け取った本田市長は、「東日本大震災から8年が経過しましたが、あの時に学んだ人と人の繋がり、地域と地域の繋がりを堀江さんから改めて教えられます。この思いをしっかり受け止め、活用させていただきたい」と、感謝の言葉を述べていました。また、堀江さん夫妻は今週火曜日まで、東日本大震災で被災した沿岸各地を訪れ、絵本や桜の苗木・熊本県の特産品などを贈ったということです。堀江さんは、「平成から令和の時代になり東日本大震災の風化が感じられる中、今こそ再度助け合いの精神を大切にし、全力で支援活動にこれからも努めたい」と、自身の思いを伝えていました。

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