2019年5月30日放送

JAいわて花巻通常総代会

JAいわて花巻の通常総代会がきのう(29日・水曜日)、花巻市内で開かれ、第4次中期経営計画などが承認されました。きのうの通常総代会には、総代数982人のうち本人出席668人、委任状出席1人、書面出席266人の合わせて935人が出席しました。組合員表彰では、都市と農村の交流を通じながら子どもたちの農業やふるさとに対する理解づくりなどに取り組む土淵町の農事組合法人遠野こがらせ農産などが受賞しました。きのうの通常総代会では、阿部勝昭代表理事組合長のあいさつの後、平成30年度の事業報告や令和元年度の事業計画の設定など10の議案について審議され、すべて原案通り承認されました。去年3月1日からことし2月28日までの平成30年度について、事業総利益がおよそ60億9700万円、経常利益がおよそ5億2500万円となった一方で4億9900万円ほどの減損損失が生じて1600万円ほどの当期損失金となりました。また、JAいわて花巻の今後の指針となる令和元年度から3年度までの第4次中期経営計画については「販売品販売高250億円への挑戦」と「10年先を見据えた活動拠点の再構築、JA経営基盤の強化」を大きなテーマとして掲げ信用・共済事業利益に過度に依存しない経営体質の確立に取り組むとしています。この中で、経営基盤強化策として遠野地域に6ある支店を来年3月、3支店に再編することや綾織など店外ATM12台についてことし9月に廃止することなど今後の方針がきのうの通常総代会で承認されています。

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