2019年5月27日放送

市内小学校運動会

雲一つ無い青空が広がった先週土曜日(25日)、市内すべての小学校では運動会が開催されました。このうち、鱒沢小学校では、児童たちが、赤組・白組に分かれ、19種目で熱戦を繰り広げました。応援合戦では、この日のために一生懸命練習してきた成果を披露し、児童たちの声が校庭いっぱいに響きわたっていました。棒を奪い合う5・6年生の団体競技では、短い棒が1点、長い棒が3点となり、相手の陣地にある棒も持ち出すことができるため、いかに高い点がとれるか、作戦会議を立てながらの頭脳戦となりました。1年生から4年生までが親子で参加した「ラグビーワールドカップin鱒沢」では、大きなラグビーボールを転がしたり、両手に抱えたりしながら、「トライ」を目指していました。また、ことし3月に鱒沢小学校を卒業した7人と、小学6年生10人によるリレーも行われ、ハンデをみんなで決めるなど、地域の人たちも一緒になり温かな雰囲気の中での運動会で、児童たちは、全力を出し切っていました。このほか、5・6年生の親子レースでは、親子で抱き合い風船を割った後、お題に当てはまる物や人を見つけてゴールしますが、いかにゴール付近で見つけるかが鍵となった様子でした。地域の人たちと一緒に行われた鱒沢小学校の運動会は、接戦の末、僅差で赤組が優勝したということです。続いて、青笹小学校の運動会です。21種目が行われた中、午後は、昭和42年度から50年以上続く、青笹小学校運動会恒例の「しし踊り」でスタートしました。保存会の人たちの指導を受けながら、毎週木曜日は「ししの日」として練習に励んでいるという児童たちの力強いしし踊りに、会場からは盛大な拍手が贈られていました。初めての運動会となる1年生と、一つ上のお兄さん・お姉さんとなった2年生は、玉入れをしながらかわいらしいダンスを披露していました。また、5・6年生は、「足の速そうなお父さん」などのお題にあう人を見つけ、ともにゴールテープを切っていました。3・4年生の団体競技「青笹ハリケーン」は、まるで台風の目のように、長い棒を持ちながら設置されたコーンを回ります。待っているチームメイト全員が棒を飛び越えないと、次の人にバトンタッチできず、チーム一丸となって勝利を目指していました。そして、応援合戦、紅白対抗リレーでは、一人一人が全力を出しきり、夏日となったこの日の気温にも負けないほどの、白熱した戦いが繰り広げられていました。青笹小学校運動会、結果は、僅差で赤組が優勝し、応援賞は白組に贈られました。

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