2019年5月24日放送

緑峰高校で田植え実習

緑峰高校の田植え実習が、きのう行われ、1年生の生徒が手作業で田植えをしました。緑峰高校では、手作業での田植えを体験することで、食料を得ることの大変さを感じ、食農文化に対する理解を深めてもらおうと毎年、田植え実習を実施しています。きのうは、生産技術科と情報処理科の1年生54人が、緑峰高校で所有している80アールの水田のうち、15アールに「いわてっこ」を植えました。「いわてっこ」は市で作付け拡大を進めている品種で、将来を担う若者に遠野産米への関心を持ってもらおうと今回初めて、植えられました。生徒たちは、ぬかるんだ土に足を取られ、何度も転びそうになりましたが、先輩の指導を受けながら丁寧に苗を植えていました。なお、緑峰高校では、残りの水田に「いわてっこ」のほか「あきたこまち」も植えていて、今後は2種類の生育状況や収穫量の違いについて検証していくということです。また、収穫した米は文化祭で販売するほか、収穫感謝祭で生徒が育てた野菜などと一緒に味わうということです。

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