2019年5月20日放送

緑峰高校が漬物グランプリで日本一

緑峰高校の生徒たちが考案した「琴畑かぶの山葡萄漬け」が、漬物グランプリで日本一となり、生徒たちが、先週金曜日(17日)市長に受賞を報告しました。この日、とぴあ庁舎を訪れたのは、緑峰高校の菊池勇校長をはじめ、生産技術科野菜・果樹研究班3年生の5人です。緑峰高校では、6年前から、遠野の伝統野菜である琴畑かぶを栽培しています。これを使った加工品を作ることで琴畑かぶのPRにつなげようと、野菜・果樹研究班は、漬け物農家からの助言を得ながら研究を続けてきました。そして、これまでの研究の成果が実を結び、高校生たちが考案したオール遠野産の「琴畑かぶの山葡萄漬け」は、先月下旬に東京で開催された漬物グランプリ2019で、およそ100の応募の中から見事、日本一となるグランプリを受賞しました。報告を聞いた本田市長は「遠野の知名度を皆さんの力でしっかりと発信していただき、心から感謝申し上げます。これからもさらなる挑戦を続けていただきたい」と、高校生たちの受賞を祝福していました。緑峰高校では、今後、琴畑かぶの生産拡大や、商品化に向けて研究を進めながら、いろいろなところで漬物を食べてもらう機会を増やしていきたいとしています。

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