2019年5月17日放送

新元号「令和」記念特集展万葉集の頃の遠野

新元号となったことを記念した土器の特集展が、現在、新町の遠野まちなか・ドキ・土器館で開催されています。新元号「令和」は、日本最古の和歌集である万葉集の一節が元になっていると言われています。今月1日から新元号となったことを記念して、遠野まちなか・ドキ・土器館では、万葉集が作られた奈良時代の土器や、平安時代に使われていた「墨書土器」、あわせて18点が展示されています。墨書土器とは、墨で文字や記号などが書かれた土器のことで、現在までに出土されたものの中では遠野最古の文字とされています。書かれている文字の内容は、官庁や寺院など所属名・所有者名、使用目的などとされていて、「物」や「今」と書かれた文字を、解説とともに見ることができます。新元号「令和」記念特集展「万葉集の頃の遠野」は、来月30日・日曜日まで、新町の遠野まちなか・ドキ・土器館で開催されています。新元号の元となった時代に使われていた土器を見に、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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