2019年5月14日放送

遠野市消防演習

令和になって初めの遠野市消防演習がおととい(12日・日曜日)行われました。初めに、遠野小学校の校庭を会場に消防団行事が行われ、松田克之消防団長が「各自十分安全に注意をして、市民の安心・安全のために今年度も頑張っていただきたい」と訓示を述べました。このあと、分列行進が行われ、宮守小学校少年消防クラブを先頭にした総勢539人と車両61台による大編成が穀町通りを威風堂堂と行進しました。続いて、場所を早瀬川緑地公園に移し、退職消防団員に対する消防団長表彰が行われ、長年消防活動に尽力してきた5人に感謝状が贈られました。観閲、通常点検のあと、各種訓練が行われました。各種訓練のうち軽可搬ポンプ操法では、宮守小学校少年消防クラブ員の5人が、この日のために放課後の時間を使って練習に励んできた成果を存分に発揮していました。無事訓練が終わると、会場からは温かい拍手が送られていました。また、6年の浅沼寛翔さんが「防火の誓い」を読み上げ、それにクラブ員たちも元気いっぱいの声で続きました。このあと、小隊訓練やラッパ隊によるドリル演奏、放水訓練となり、次々と繰り広げられる訓練を市民も見守っていました。全ての訓練が終わると、講評官を務めた岩手県消防学校の高橋明朗校長は、総体的に部隊の統率がよくとれていたなどとして「極めて優秀」と評価し、令和元年度の遠野市消防演習を締めくくっていました。なお、遠野市消防団では、団員とラッパ隊員を随時募集しているということです。問い合わせは、遠野消防署までお願いします。

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