2019年5月9日放送

後継者育成塾開講

青笹町にある遠野高等職業訓練校できょう(9日・木曜日)、後継者育成塾が開講しました。後継者育成塾は、きょうから来年2月までの全10回予定されている研修を通じて、管理職に必要な人を動かす力や育てる力などを身に付けてもらおうと、遠野高等職業訓練校が開きました。1回目となったきょうの研修には、遠野市内をはじめ、陸前高田市の事業所から管理職やこれから管理職を目指す9人が参加しました。講師は、千葉県内で組織開発やキャリア開発などを行っているキャリアスケープコンサルティング、代表取締役の小野田博之さんが務めました。研修の中で小野田さんは、管理職とは何をする人なのか、また、管理職の役割を果たすために必要な能力について説明しました。ほかにも「必要な情報をうまく伝える機能」であることや、「組織を改革し職場に変化をもたらす人」といった、管理職が果たす10の役割についても解説していました。参加した人たちは、小野田さんの研修を通じて、管理職が身に付けるべきスキルや知識を習得しようと熱心にメモをとるなどして自身が管理職として果たす役割への意欲を高めていました。なお、次回は、来月11日から2日間、管理職に必要な企業会計や財務分析についての研修が予定されています。

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