2019年5月8日放送

新しい『遠野物語』を創るプロジェクト開講式

遠野高校できのう(7日・火曜日)新しい『遠野物語』を創るプロジェクトの開講式が開かれました。新しい『遠野物語』を創るプロジェクトは、生徒一人一人の「夢の実現を支援する」プロジェクトとして位置づけられています。遠野高校では、地域で活躍する多くの大人が高校生とともに地域課題に取り組むことで、次の世代を担う人材として育成することを目的に、平成29年度から新しい『遠野物語』を創るプロジェクトに取り組んでいます。3年目となった今年度は、全校生徒393人を対象に、市内を中心とした各種団体、10団体の協力を得て実施されます。きのうの開講式で、阿部伸校長は「ぜひ受け身ではなく、積極的・主体的に関わり、一人一人が新しい遠野物語の主人公になることを望みます」とあいさつしました。そのあと、生徒会長の菊池友佑さんがあいさつしました。続いてのプレゼンテーションでは、昨年度の探求活動の中から代表して2つのグループが、活動の成果を発表しました。そのあと、昨年度実施されたすべてのグループの発表を自由に見学する、ポスターセッションが行われました。発表を聞いた生徒たちは、感想や質問などを付箋に記入し、貼り付けていました。特に、1年生にとっては、先輩たちがどのような活動をしてきたのかを知る初めての機会となり、興味のある発表を巡りながら、これからどういうことを探求していくかの参考にしていた様子でした。生徒たちは、今年度、「思考力や判断力、表現力を育むこと」「自己のあり方や生き方を考えられるようになる」などを目標に、探求活動に取り組むことになります。なお、来年2月26日には、一年間の総まとめの場となる発表会が予定されています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.