2019年4月29日放送

遠野ユネスコ協会第50回通常総会

遠野ユネスコ協会の通常総会が先週金曜日(26日)、あえりあ遠野で開かれました。遠野ユネスコ協会は、昭和45年7月に創立され、これまでに国際理解や青少年育成などの活動を行っています。この日、節目の50回目となる通常総会では、会員など40人が出席し、前年度、平成30年度の事業報告や今年度、平成31年度の事業計画案など2つの議案が審議され、すべて原案の通り承認されました。その中で昨年度は、ユネスコ普及理解活動の一環として7月に高校生9人と会員4人が遠野風の丘などで街頭募金を行い、集まった6万5100円が東日本大震災で被災した子どもたちの奨学資金として役立てられたということです。また、今年度は、東北6県と新潟県内のユネスコ協会が一堂に会して、東北ブロック・ユネスコ活動研究会岩手大会が、10月19日から20日までの2日間、遠野市を会場に開催されるということです。東北ブロック・ユネスコ活動研究会岩手大会では、「遠野物語と地域文化の継承」を演題とした記念講演や「未来遺産の登録と持続可能な地域づくり」をテーマとした活動事例発表などが予定されています。さらに来年7月に創立50周年を迎える遠野ユネスコ協会では、予定を1年繰り上げ、この活動研究会岩手大会の日に併せて遠野ユネスコ協会創立50周年記念式典も行うということです。なお、遠野ユネスコ協会では、東北ブロック・ユネスコ活動研究会岩手大会や創立50周年記念式典などの各事業を成功に導くため全会員が結束しながら準備を進めていくということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.