2019年4月24日放送

インターネットマナーアップ講座

SNSなどインターネットの正しい使い方を学ぶ、マナーアップ講座がきのう遠野高校で行われました。この講座は、インターネット上でのリスク・トラブル・犯罪に、生徒が巻き込まれないよう新入生が入学したこの時期毎年開かれています。現在遠野高校では、全校生徒393人のほとんどの生徒がスマートフォンを持ち、インターネットを利用しさまざまなサービスを気軽に利用できる環境にあります。きのうは、岩手県立総合教育センター情報・産業教育担当の新沼智之さんを講師に、インターネット・スマートフォンの依存情報モラルについての講演が開かれました。初めに新沼さんは、インターネットの構成を知り有効に使うことが大事とし、リスクを予測しどのように行動しなければいけないかを考え、SNSなど顔が見えないコミュニケーションの注意点を伝えていました。さらに、動画や写真の公開にも触れ世界中の誰からでも見られ公開される可能性があり、一度上げた情報が消せない認識を持つことが改めて必要だと、生徒に伝えていました。また、長時間スマートフォンなどを利用するネット依存について、視力低下や外部をシャットアウトする引きこもり、ゲーム内の過剰な課金など多くの影響を指摘し、今自分にとって何が本当に大切かを考え、そして友人などと適切な使い方を考えることが大事と説明していました。講演の最後には、「スマートフォンやインターネットの利用で、トラブルと問題を抱えたときは身近な大人へ早い相談を」と、呼び掛けていました。講演を聞いた生徒たちは、スマートフォンやインターネットの身近に潜む危険性、そして正しい使い方への認識を深めた様子でした。なお、遠野高校では3年ほどスマートフォンやインターネット上での、大きなトラブルは無いということでしたが、生徒会から集会の都度情報モラルについて周知しているということです。

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