2019年4月19日放送

市内高校生に関する就職支援 情報交換

高校生の就職を支援する関係機関や団体が集まっての情報交換会が、きのう本庁舎会議室で開かれました。この情報交換会は、就職を希望している市内の高校生全員の早期就職と定着に向け、遠野市や商工会高校の教職員など関係機関が連携し情報を共有する場とし、年に2回開催されています。初めに、市商工労働課の新田正宏課長が、「地元企業の人材確保が大きな課題となっている中、市内の就職希望と地元企業のマッチングをし、高校生の安心した就職のサポートをしましょう」とあいさつしました。このあと、各団体の取り組みやここ数年の就職者数などが報告されて、意見交換となりました。遠野市によりますと、平成30年度遠野高校・緑峰高校の卒業生は合わせて177人で就職者数は67人、このうち市内の就職者数は26人だったということです。また、今年度の遠野高校・緑峰高校の卒業予定者数は合わせて173人で、そのうち現時点で就職希望者は67人ということです。就職を希望する高校生を後押ししようと市では、関係団体や企業が連携し高校1年生の企業見学会や、2年生になってからのインターンシップ・企業説明会、そして、3年生の就職ガイダンスなど就職をサポートすることになっています。また、今年度から3年生の3者面談前に就職ガイダンスを実施し、地元企業が生徒にPRする場をより早く設け、市内の就職希望と地元定着を進めていくということです。

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