2019年4月18日放送

上郷町地域づくり推進大会

上郷町の地域づくり推進大会が、先週土曜日(13日)上郷地区センターで開催されました。この大会は、地域活動の目標としている「明るく、住みよい郷土をつくる」ため、住民自治の意識をさらに高め、より一層の発展を目指そうと、上郷町地域づくり連絡協議会が毎年開催しています。30回目となった今回は、およそ50人が参加した中、上郷町地域づくり連絡協議会の佐々木祐二会長が「オール上郷で、豊かな自然、伝承芸能を次世代につなげ、若者が住みたくなる町、お年寄りに優しい上郷町を作っていきたい。」とあいさつしました。続いて、地域づくり表彰が行われ、明るい地域づくりの発展に尽力した4人に功労者表彰、ボランティアで公共施設の環境整備に尽力した1人に感謝状が贈られました。活動研究発表では、遠野東中学校1年生の7人が「上郷のまちづくりを考える」をテーマに、自分たちが考えたアイデアや意見を発表していました。参加した人たちからは「中学生たちの自由な発想・アイデアに地域づくりのヒントがあるように感じた。上郷の良いところや、普段生活していて気づかないことを気づかせてもらい、素晴らしかった」と感想があがっていました。また、上郷町第4区自治会の山崎登久昭会長が、去年6月26日から7月3日まで行われた佐比内自治会館前の舗装改修工事や、ゴミステーションの改修について報告しました。この改修を行ったことで、地域の人たちが会館に集まり、交流の場所としてさらなる利用が期待されるということです。このほか、特別講演なども行われ、参加した人たちからは「市民協働がこれからますます重要となってくる。特にも地域による支え合いは、近い将来必ず必要となってくることから、住民がもっと地域に関心をもってほしいと感じた」などの感想があがり、オール上郷でさらに住みやすい町にしていこうと、気持ちを一つにしていた様子でした。

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