2019年4月11日放送

遠野西中学校自転車安全利用モデル校に指定

新学期が始まり自転車通学をする生徒が増える中、きのう遠野西中学校で自転車安全利用モデル校指定交付が行われました。自転車安全利用モデル校は、生徒一人一人が正しい交通ルールを実践し、交通マナーを向上させ悲惨な交通事故に遭わない起こさないことを目的に、地域の手本となってもらおうと遠野警察署長から指定されます。きのうの交付式では、遠野警察署の亀山久雄署長が、「自分の安全は自分で守る強い気持ちを持ち、他の学校や地域の模範として正しい交通ルールを守ってください」と、全校生徒を前にあいさつしました。このあと、生徒を代表して3年生の浅沼拓哉さんが亀山署長から指定書を受け取りました。浅沼さんは、「交通ルールを守り命の大切さを自覚し、交通安全に十分注意します」と、誓いの言葉を述べました。交付式のあと、遠野警察署の菅原和郎交通課長を講師に招き、交通安全教室が開かれました。菅原課長は、安全に自転車に乗るための準備が必要なことや朝の通学や学校帰りの時間帯が最も事故が多いことなど、身近な自転車事故の原因を説明していました。生徒たちは、改めて自転車の交通ルールを確認しながら、事故に遭わない起こさないポイントをしっかりと学んでいました。遠野警察署によりますと、去年、自転車による交通事故は市内で7件、そのうち重傷事故が4件発生したということです。警察では、暖かくなって、道路の状況が良くなり自転車に乗る機会も増えることから、交差点での一時停止など自転車の運転に対し注意を呼び掛けていました。

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