2019年3月27日放送

松崎町第4区コミュニティ消防センター落成式

去年10月に着工した「松崎町第4区コミュニティ消防センター」がこの程完成し、今週日曜日(24日)落成式が行われました。落成式では、市や消防、工事に携わった業者などの他、松崎町第4区の住民も多く出席する中、神事が執り行われました。遠野郷八幡宮の多田頼申宮司が祝詞を読み上げた後、関係者が祭壇に玉串を捧げました。神事のあと、看板が設置され、「遠野市消防団第5分団第5部」と「松崎町第4区自治会館」と書かれた真新しい2つの看板が消防車両車庫入口の両端に並びました。「松崎町第4区コミュニティ消防センター」は、学校給食センター前にあった消防屯所と自治会館の老朽化や地域住民の利便性を考慮し、消防屯所と自治集会所を併用した形で4区の中心部に新築されました。工事には、事業費として5301万8800円かけられ、去年10月1日に着工してから先週水曜日の3月20日に完成しました。建物は、木造平屋建ての延床面積95.23平方メートルで、消防車両車庫や消防団員詰所兼自治集会室などが備えられ、駐車スペースも広々としています。落成式のあとは、松崎地区センターに場所を移して完成祝賀会が開かれ、地域の代表者などがあいさつしました。松崎町第4区の佐々木秀喜自治会長は、「地域住民の将来に向けて、地域づくりに繋がるものと確信している。地元の消防団、松崎町第4区の住民一同この上ない喜びにひたっているところです」と述べ、建設に携わった関係者に感謝の思いを募らせていました。また、松田克之消防団長は、「市民の生命、身体、財産を守る決意を新たにしている」と述べました。そして、工事報告などが行われたあと、乾杯に移りました。乾杯は、今回の新築にあたり、地域にとってより良い施設になるよう論議を行ってきた建設実行委員会の山陰龍男委員長の音頭で行われました。出席者は、施設の完成を祝うとともに、施設が、これからのコミュニティを守っていく活動のよりどころとして活用されていくことに、期待を寄せている様子でした。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.