2019年3月25日放送

みらい創りフォーラム

これからの遠野の未来について意見を交わそうと先週金曜日(22日)、みらい創りフォーラムがとぴあ庁舎で開かれました。このフォーラムは、遠野みらい創りカレッジが来月4月に開校5年目を迎えることから、これまでの活動を広く知ってもらうとともに、これからの遠野の未来をみんなで考えていく場を設けようと遠野みらい創りカレッジが開きました。この日は、市民をはじめ市職員や地域活性化の取り組みについて学ぶため遠野でフィールドワークを行っている中央大学の学生などおよそ50人が集まりました。フォーラムでは初めに遠野みらい創りカレッジを運営する富士ゼロックスの前代表取締役社長で現在は特別顧問を務める栗原博さんが講演し、会社概要や経営理念を説明した上で、時代の変化に対応し挑戦し続けていくために富士ゼロックスが取り組んでいることなどを話しました。続いて、活動報告に入り、音楽の分野で遠野を盛り上げようとことし1月に、遠野市内の中学生たちがおよそ1年かけて創り上げた作品、「ふるさと遠野共創曲」を披露する場として、ふるさと遠野音楽祭を開催したことが紹介され、来年度も中学生をはじめ、さらに多くの市民を巻き込んで、この音楽祭を継続して開催していくことが示されていました。また、この日は、これからの遠野の未来について意見を交わそうと、ワークショップも開かれました。集まった人たちは、5人1組の6つのグループに分かれて遠野の未来について話し合い、「子どもの笑顔であふれる町」や、「遠野物語がドラマ化で遠野ブーム」などといったさまざまな案にまとめ発表していました。なお、遠野みらい創りカレッジでは、今回のフォーラムで出された意見を参考にしながら来年度以降も遠野の地域活性化に向けた取り組みを積極的に展開していくということです。

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