2019年3月21日放送

日本郵便と遠野市 包括連携協定締結

日本郵便と遠野市の、包括連携協定締結式が、おととい(19日・火曜日)市役所本庁舎で行われました。締結式には、日本郵便の中江紳悟東北支社長と本田市長のほか、市内各郵便局の局長などが出席しました。この包括連携協定は、郵便局ネットワークの活用を通じて、地域の活性化や市民サービスの向上などを目的に締結され、連携事項は、「遠野市の魅力発信・活力向上に関すること」や「安全・安心な暮らしに関すること」など、6項目となっています。主に、県内外の郵便局施設などを活用した遠野市観光物産展を開催し、観光客の誘致や特産品PRの他、災害発生時の郵便局と連携した対応、地域見守り活動などを通して、安心・安全な暮らしのサポートに取り組むということです。郵便局と遠野市は、各種個別協定の締結によって、地域の見守り活動や道路の不良箇所の確認、特殊詐欺防止ハガキの市内全世帯配布、遠野市緑化祭「里山フェスタ」への家族ぐるみの参加など、さまざまな連携を図ってきました。地域づくりの拠点である「地区センター」を設置している地区全てに郵便局があることで、地域づくりに密接に関係し、交通弱者や高齢者の生活サービスに不可欠となっています。なお、日本郵便が包括連携協定を締結したのは、岩手県内では、釜石市、奥州市、二戸市に次いで4自治体目ということです。

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